
みなさま、アウトドアキャンプは楽しんでいますか?
ところで、焚き火をする時に使う薪割道具は「斧」ですか?「鉈」ですか?
なかにはバトニング派の方もいらっしゃると思いますが、今回は薪割に使う大型刃物の違いについて解説をさせていただきます。
焚き火の際に薪を割る道具として思い浮かぶのがナイフ、鉈、斧などですよね?
大きな分類だけでも斧や鉈など種類あって、その括り中にも細かく種類があるから、私も最初の頃は何を買っていいのか分からず悩みました。
今回は初心者を悩ませる薪割道具について違いをご説明させていただきます。
【STEP1】鉞~まさかり~

鉞(マサカリ)は斧の一種ですが、絵が短く刃の幅が広いのが特徴で、片手操作が前提の道具です。
鉞は片手で扱えるように小降りに作られた斧の一種です。
柄が短く反対に刃が幅広なのが特徴で用途は斧に使いです。
斧に比べて軽くて使いやすい反面、重量がないので刃の重さ任せに薪を割るのには向いていません。
【STEP2】斧~オノ~

最も薪割で見かける機会が多いのが斧ではないでしょうか?
下のキャンプハチェットをご紹介したのは、やっぱりカッコよさですよね。
どうせキャンプするなら、機能美というかカッコよさを追求する方が満足度が高いと思います。
斧とは木を切ったり割ったりすることに特化した刃物です。
くさび型の堅牢な鉄の刃を木に食い込ませて、その重量をもって引き裂くように割っていきます。

見た目も近代的といって良いのか分かりませんが、個人的に一番かっこいいのが斧です。
【STEP3】鉈~ナタ~

鉈は刃が短く厚く、薪を割ることに特化した刃物の総称です。
薪割で一般的なのは石付きのエビ鉈です。

エビ鉈はいかにも和風な刃物ですが、先の石と呼ばれる突起があるお陰で、勢い余って石やコンクリートを叩き刃毀れを起こすリスクが低いことが魅力です。
【STEP4】女の子が使う場合に便利な道具は石付きエビ鉈

結論から申し上げると、私は重量に振り回されやすいので、うっかり地面をたたいても安心なエビ鉈を愛用しています。


最初の頃はナイフを使ったバトニングもしていましたが、ナイフを叩いた時に手に伝わる振動が痛くて、大型の刃物を探している時に出会ったのがエビ鉈でした。
【STEP5】斧を使いたい方も大丈夫!

見た目や握りやすさで斧をチョイスしたい方も多いと思います。
その時はこれを買っていただけると安心ですよ!

薪割名人は木製の下敷きです。
これさえあれば、どこで薪を割っても斧の刃を地面にたたきつけることがないので安心ですよね。
斧を使うなら薪割名人がおすすめです。