G Masterの中望遠域には、ポートレートの王道85mmから、ぼけに特化したSTF、高倍率マクロ、135mm F1.8まで、被写体を背景から切り離すことに強いレンズが集まっています。
このページでは、中望遠域G Masterを基本スペックと、その設計が実際の撮影で何を変えるのかに絞って整理します。
中望遠域G Master INDEX
FE 85mm F1.4 GM II
85mm|F1.4|約642g|φ77mm
光学系
11群14枚
特殊レンズ
XA 2枚/ED 2枚
絞り
11枚・円形絞り
最短撮影距離
0.85m(AF)/0.80m(MF)
最大撮影倍率
0.11倍(AF)/0.12倍(MF)
AF
XDリニアモーター×2
手ブレ補正
なし(ボディ側対応)
概要初代から約178g、約20%軽量化し、体積も約13%縮小。AFはXDリニアモーター2基へ変わり、Sony公称でAF速度最大約3倍、動体追随性能最大約7倍まで向上しています。85mm F1.4の大きなぼけを残しながら、人物の動きに追従しやすく、持ち出しやすいポートレートGMへ刷新された第2世代です。
― 85mm F1.4のぼけを残したまま、軽さとAFを現代化した第2世代ポートレートGM。
FE 85mm F1.4 GM
85mm|F1.4|約820g|φ77mm
光学系
8群11枚
特殊レンズ
XA 1枚/ED 3枚
絞り
11枚・円形絞り
最短撮影距離
0.85m(AF)/0.80m(MF)
最大撮影倍率
0.12倍
AF
リングドライブSSM
手ブレ補正
なし(ボディ側対応)
概要G Master初期を代表する85mm F1.4。XAレンズとED3枚、11枚羽根の円形絞りを組み合わせ、解像とぼけの両立をポートレート域で形にした一本です。820gと現在では重めで、AFもリングドライブSSMですが、「GMらしいぼけ」をシリーズ初期から明確に打ち出した基準的な中望遠単焦点です。
― G Masterの「解像とぼけ」を、85mm F1.4で形にした初代ポートレートGM。
FE 100mm F2.8 Macro GM OSS
100mm|F2.8|約646g|φ67mm|最大1.4倍
光学系
13群17枚
特殊レンズ
XA 2枚/ED 2枚
絞り
11枚・円形絞り
最短撮影距離
0.26m
最大撮影倍率
1.4倍
AF
XDリニアモーター×4
手ブレ補正
レンズ内光学式OSS
テレコン
1.4×/2.0×対応
概要G Master初の中望遠マクロ。一般的な等倍を超える1.4倍までレンズ単体で拡大でき、2倍テレコン使用時は最大2.8倍まで対応します。XDリニアモーター4基、近接撮影に対応したレンズ内手ブレ補正を備え、花や昆虫、物撮りで細部を大きく写すだけでなく、100mm単焦点としてぼけを生かした通常撮影にも使える設計です。
― 等倍を越えた1.4倍の世界まで踏み込む、G Master初の高倍率マクロ。
FE 100mm F2.8 STF GM OSS
100mm|F2.8(T5.6)|約700g|φ72mm
光学系
10群13枚(APDエレメント除く)
特殊光学
APD光学エレメント/EDガラス/非球面レンズ
絞り
11枚・円形絞り
最短撮影距離
0.85m/マクロ域0.57m
最大撮影倍率
0.14倍/マクロ域0.25倍
AF
DDSSM
手ブレ補正
レンズ内光学式OSS
概要APD光学エレメントによって、ぼけの輪郭へ向かって光量をなだらかに落とすSTF構造を採用。F2.8の被写界深度を持ちながら実効透過光量はT5.6となる代わりに、前後ぼけや点光源の輪郭を極めて滑らかに整えます。最大0.25倍の近接撮影とOSSも備え、光量よりも「ぼけの質」を優先した特殊な100mm GMです。
― 明るさより、ぼけの輪郭そのものを磨くために作られた100mm STF。
FE 135mm F1.8 GM
135mm|F1.8|約950g|φ82mm
光学系
10群13枚
特殊レンズ
XA 1枚/スーパーED 1枚/ED 1枚
絞り
11枚・円形絞り
最短撮影距離
0.70m
最大撮影倍率
0.25倍
AF
XDリニアモーター×4/フローティングフォーカス
手ブレ補正
なし(ボディ側対応)
概要135mmの強い圧縮とF1.8の大きなぼけに加え、最短0.70m・最大0.25倍まで寄れる近接性能を持つ大口径単焦点。XDリニアモーター4基で2つのフォーカス群を駆動し、浅い被写界深度でも動く人物やスポーツへ追従します。背景を大きく整理しながら、被写体を強く浮かび上がらせたい撮影に向いたGMです。
― 圧縮・F1.8・高速AFで、背景から主役を強く切り離す135mm GM。
※仕様は2026年9月28日時点のSony公式製品情報をもとに確認しています。仕様・ラインアップは変更される場合があります。