離島に移住を決めるとき気になるのが、本当にその島が自分に合っているかですよね。
その後の人生を決める選択に、いきなり後戻りができない勝負をかける必要もないのではないでしょうか?
私は移住を正式に決める前に、1年間アルバイトやパートをしながら短期移住をしていました。
探せば、家賃が激安の物件が見つかることもあります。
市町村によっては短期滞在住宅を提供してくださる街もあります。
そういったものを活用して短期で滞在してみるやり方もあると思いますよ。
本格的な移住の前に離島短期アルバイトで島を知ることもいい選択かも?
私は幸いにもポジティブな経験ばかりだけど、やっぱりいきなり知らない離島の生活に飛び込むのって不安ですよね。
そんな時は条件の良いアルバイト先を見つけて、短期でアルバイトをしながら島の本質を見極めてみるのも良いのではないでしょうか?
レジとか飲食とかホテルとか接客のアルバイトでしたら、島の人々の気質もつかみやすいと思います。
それに、一時的な収入と島の本質を探る意味でも短期アルバイトやパート労働は有効な選択ではないでしょうか?
離島は人口の減少が加速している地域が多く、有効求人倍率も1を超えている(1人の求職者に1つ以上の仕事の募集がある)市町村が多いと思うので、アルバイト(しかも好条件のもの)を探すのも容易だと思います。
他の記事でも書きましたが、私の島でも飲食店やホテルなどの従業員の方で、島外からきた短期アルバイトの方は少なくありません。
特にホテル業界は、観光客が増える時期と皆さんが温かい離島で生活してみたい時期が一致しますので、アルバイトの求人の需要は高く、また気に入っていただければ毎夏のアルバイトのリピート率も高いのではないでしょうか?
希望している島のアルバイトを探す際はダイブさんが便利ですよ。
ダイブさんは全国にある旅館やスキー場で住み込みで働くお仕事を紹介している企業さんです。
特に、沖縄や地方へ移住をお考えの方にはおすすめのサイトです。
島のホテルでアルバイトをしながら、空いた時間はマリンアクティビティを満喫する生活。
そういう生活も実現できると思いますよ。
私は事務職ですが、自宅から海まで10分なので、毎週暇さえあれば子供たちと海に遊びにっています。
島を気に入ればそのまま正社員昇格も現実的?
先ほども書きましたが、離島は人口減少に直面して、社員の確保に大苦戦しています。
実際にアルバイトをしながら島を知ってみて、島を気に入っていただけた場合は、そのまま会社に正社員登用の相談をしてみてはいかがでしょうか?
地域によると思いますが、一定期間働くなどの条件を満たせば、割とすんなり正社員登用が叶うかもしれせん。
それでなくても、都市部に比べると仕事の選択の幅は広いのではないでしょうか。
アルバイトの面接の時点で、将来の正社員登用を確認しておくとより確実ですね。
私も半年間は道の駅の店員でアルバイトをしていました
私も島に移住して、最初の半年は道の駅の売店でアルバイトをして生活していました。
夫婦で移住して3か月目くらいから定住しても大丈夫だよねって話をするようになり、本格的に就職活動と家探しを開始。
今は、道の駅の社長さんの知り合いの会社で事務員として働かせていただいています。
家探しも島の中心部を除けば、足で探して価格交渉も自分ですれば、稀に格安物件に出会えることも少なくないですし、改築OKの物件も少なくありません。
安くで借りたお家をDIYでオシャレに改装してされて住まわれている方も少なくないと思いますよ。
今は離島は仕事を選べる時代
10年前は仕事がなくて仕事と言えば、ちょうど流行だった介護職ばかりを紹介される時代もありました。
でも、今は本当に人口減少に直面していてあらゆる業種で従業員不足が顕在化しています。
ですから、今の離島の就活マーケットはいわば売り手市場。
余程無理なお願いでなければ、ある程度みんさんが求める条件でアルバイトができ、将来の正社員昇格も可能なのではないでしょうか。
当然、都市部の給与と同水準を望むことはできません。
でも、労働時間も通勤も軽減されることが多いと思いますので、収入よりも家族との時間・自分の時間を優先されたい方には、島の仕事は最適なのではないでしょうか?
最後に
ここまで書いてきましたように、良くも悪くも人口が減少しだした影響を受けて、離島の仕事は労働者側が優位になりつつあります。
また、短期でのアルバイトを紹介してくださる企業も増えてきましたので、本当にお試しでの移住がしやすい時代が到来したのではないでしょうか?
私は、私と同じように半年から1年の体験移住をしてみてからの移住が不安がなくて安心かなと思います。
この記事がみなさまのお役に立てると幸いです。